みなさんの車の色はなんですか?日本で人気の色を解説します!

2022年、自動車業界では多くの新型車がセンセーショナルに発表され、個性を主張するカラフルなボディカラーは、新型車の鮮烈な印象を強める効果がありました。
 
しかし、現実には、新車のボディカラーは「白」と「黒」という定番色で購入されることがほとんどです。
このギャップの理由を探ってみよう。
クルマを購入する際、「どの色を選ぶか」は、車種やグレード、オプションと並んで、とても重要な選択です。
特に新車の場合、カタログに掲載されているカラフルなボディカラーの一覧を見て、あれこれと考えるのが楽しいという人も多いのではないでしょうか。
しかし、実際に街で見かける新車の多くは、白や黒、シルバーといった無彩色を選んでいることも事実です。
では、なぜ新車の人気色は「白」「黒」といった地味な色なのでしょうか。
新車を買うとき、あらかじめ好きな色や好みの色を指定する人もいれば、心に穴が開くほどカタログを見て、大いに悩む人もいる。
また、自分のイメージを表す派手な色の車を買いたいが、長く乗っていると飽きてしまうという人もいる。
ボディカラー選びには、さまざまなエピソードがある。
黒、白、シルバー以外のクルマが中古車となった場合、比較的高い確率で店舗の長期在庫になることがある。
買い手の好みに合わない車であれば、売れなくなる。
長期在庫は駐車場代がかかるので売るには高くつくし、中古車販売店は下取り車を同じ値段で売ってくれるのでなければ値引きをすることができない。
逆に言えば、回転の速い車というのは、利益率が薄い可能性があるということです。
下取り車が安ければ、その車のオーナーは新車購入時に余計な出費をしなければならず、購入へのハードルが高くなる。
そこで、ディーラーの営業マンは、お客様の次の新車購入を念頭に置いて、白黒シルバーを勧めるのです。
白黒シルバーのメリットは、お客様が見返りを読めば「頑張ろう」と思えること、お客様が売れそうなオプションを選んで見込み発注できること、当たっても修理や塗装がしやすいことなどが挙げられます。
白や黒と並んで、日本で古くから親しまれているのがシルバーである。その人気の秘密は、白や黒に比べて傷や汚れが目立ちにくいことがよく挙げられます。
特に日本人は洗車を頻繁にする人が多く、少しの傷も気にすると言われているため、今やシルバーは定番色の一つとなっている。世界のトレンドとはやや異なるが、日本では昔からシルバーは独特の人気色だったのである。