自賠責は解約されるの?

自賠責保険は、事故を起こした人が賠償金を支払う能力がない場合に被害者を助けるための保険です。
道路を走る車は、自賠責保険に加入することが義務付けられており、加入していない車は公道を走ることができず、車検も受けることができません。
車検の際には、自動的に自賠責保険も更新され、車検の有効期間と同じか、車検よりも1ヶ月長い期限が設定されることが一般的です。
車を売却しても、自賠責保険は自動的に解約されることはありません。
自賠責保険の保険料は、一括で車検の期間に合わせて支払われています。
しかし、車検を受けてすぐに車を売却する場合は、支払った保険料のほとんどが使用されないことになります。
このような場合、自賠責保険の保険料は残りの期間に応じて還付されます。
自賠責保険の保険料を還付するためには、以下のものが必要です。
1. 自賠責保険証券のコピーまたは元の証券 2. 前の所有者との売買契約書のコピーまたは元の契約書 3. 売却した車の車検証のコピーまたは元の車検証 4. 銀行口座の情報(還付金の振り込み先となる口座) これらの書類や情報を提出して手続きを行うことで、自賠責保険の保険料の還付が行われます。