中古物件を購入する際には、物件の価格以外にも様々な費用が必要です。
事前に把握しておかないと、予想以上の出費になり、物件の選択を見直さなければならなくなるかもしれません。
新しい生活の計画も狂ってしまう可能性があります。
ここでは、どのような種類の費用が発生するのかを詳しく説明します。
中古物件を購入する際にかかる総費用を把握し、後から「こんなはずじゃなかった」と焦ることのないようにしましょう。
中古物件を購入する際にかかる費用は、物件価格以外にもさまざまなものがあります。
中古物件の場合でも、購入金額の6~10%は諸費用や税金として必要になると言われています。
具体的には、物件の取得税、登記費用、仲介手数料、契約書作成費用などがあげられます。
たとえば、3000万円の中古物件を購入する場合、これらの費用に加えて180~300万円程度の余分なお金が必要になるということです。
事前に諸費用がどのくらいかかるのかを把握することで、無理のない予算計画を立てることができるでしょう。
中古物件を購入する際にかかる諸費用の内訳は以下の通りです。
物件の取得税は、物件価格の1.5%前後です。
登記費用は、物件価格の0.3~1%程度かかります。
仲介手数料は、物件価格の3~4%ほどです。
契約書作成費用は、数万円から数十万円程度かかることがあります。
また、ローンを利用する場合には、銀行手数料や保証料も別途必要になります。
これらの費用を把握しておくことで、不足しないようにしっかりと準備することが大切です。