日本各地でカメムシが大量発生し、農作物に被害が出ています。
27都道府県で注意報が発令されました。
梨が危ない!
洗濯物に注意! ・カメムシに注意! ・カメムシに注意! ・カメムシに注意! ・洗濯物に注意
以上の3点について詳しく解説しています。
27都道府県がカメムシに注意するよう農家に警告
日テレNEWS
8月1日現在、27都道府県で「カメムシ注意報」が発令されています。この注意報は、カメムシが平年より増加する可能性がある場合に、各都道府県が発令するものです。
この警報の主な目的は、農家にカメムシが発生する可能性を知らせ、農作物への被害を軽減することです。カメムシには、稲につくものと果実につくものがあり、27都道府県がどちらか、または両方に注意報を発令している。
広島県は「過去10年で最多」で、1日1回農場を巡回している。
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例えば広島県では、今年の発生は平年を大きく上回り、「過去10年で最多」となっている。
地元の果樹園も対応に追われている。
広島県三次市で梨を栽培する栗原農園では、「カメムシ注意報」を受け、パトロールを強化した。過去にカメムシに苦しめられた経験から、梨を覆う袋をはがし、1つ1つカメムシがいないか確認していたのです。
栗原農園 栗原大輔
カメムシのついた梨を切ってみると、硬いスポンジのようになっていて、商品として使えない。
8月中旬の収穫まで、1日1回は見回りをしなければならないという。
カメムシが「大量発生」する理由は2つ。今年は大量発生した「表年」であること
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カメムシが梨を食べるのには理由がある。害虫を研究している山口県農林総合研究センター専門研究員の溝部真二さんに聞いた。
大発生の理由は主に2つあります。カメムシの発生数は、1年おきに増えたり減ったりする傾向がある。カメムシの数が多い年が “表年”、少ない年が “裏年 “です。
表」と「裏」のサイクルは、カメムシのエサとなるスギとヒノキがそれぞれ豊作と不作になる年のサイクルとほぼ同じである。豊作の時はカメムシは山から下りてこないが、不作の時は餌を求めて果樹園にやってくる。