認識のメカニズム

最近は脳科学ブームという事もあり、一般的にもよく知られるようになってきましたが、
私たち人間は、目の前に在る世界をありのままに見ているわけではありません。


見える・見えない、の基準は、目の前に“在るかどうか”ではなく、
“認識しているかどうか”、で決まるといわれています。


今はまだ抽象的な話をしているのでよくわからないと思いますが、
ここからはさらに興味深い話になっていきます。


少しややこしい話でもありますが、ちゃんとわかるように話していくのでしっかりついてきてください。


同じモノを見て、同じ体験をしたのに、自分とは全く違う意見や感想を相手は抱いていた。


こんな経験があると思います。


ここに、人の体験談が多くの場吅あてにならない秘密が隠されているのです。


さて。

プチ認知療法の「認識のメカニズム」の話に戻ります。


認識のメカニズムこそが、あるものを見えるようにしたり、見えなくしたりしている、という話を
しましたが、これは言い換えると、

人間というのは、そこに存在しているモノをありのままに(正確に)みることができ
ていない(認識することができていない)。


という事になります。


なぜなら人間は、現実世界そのものを見ているのではなく、
“五感”を通して“認知”しているだけだから。


つまり、我々は、現実世界そのものを認識しているのではなくて、
いわば、独自の経験や記憶を基にした、独自の想像や解釈の中で生きているということです。